8/6三軒茶屋Heaven’s Door


8/6(火)三軒茶屋Heaven’s Door
出演:dokka no umi / RYOJIROCK / 夜の野球場 / オニオンシュテン / 泥

 

遅くなりましたが8/6三軒茶屋Heaven’s Doorでのライヴに来てくれた皆様、ありがとうございました。久々の方々もいて嬉しかったっす。共演の方々もみんな強烈な個性の持ち主ばかりであった。
リハ後、所用で中座して本番間に合わずちゃんと観られなかったオニオンシュテンさんまたいつか絡みたい。違うタイプのルーパー使い、Dokka no umi も良かった。いろいろヒントを貰えた気がするよ。夜の野球場さんもツーピースバンドの新しい方向性を見た気がしました、素敵でした。泥さんは毎度アバンギャルドで強烈なノイズミュージックだけどいい音奏でるんだよなあ。

あたくしは自分の足元を見つめ直す夜になりました、やるべき事、やりたい事、出来る事と出来ない事、これからの活動についてしっかり考えながらやらなければと思ったよ。あ、ライヴは良かったのよ俺的に。だからもっと良いライヴやりたいし、良い作品も作り続けたい。そして表現方法の幅も広げたい。そのために必要な事を整理していかなきゃね。

がんばろう!!

SET LIST
1. アキラメナイ
2. 大丈夫
3. ここにいて欲しい
4. 月明かりとダンス
5. 生きる
6. 素晴らしき世界

 

真夜中の独り言。


ふと、オレ何やってんだろう?と我に返って思う事がある。人気もないのにアホほどの本数のライヴ入れてさ。音楽だけ食べてる訳じゃなく他の仕事もしてる兼業ミュージシャン、ギリギリまで仕事を削って、出来る限りのライヴを入れて。それが何になるの?って。バカなんじゃないの?って。

 

ツアーミュージシャンみたいに歌だけで食ってるみんなとも違う。彼らはみんな今日食う為、明日食えるかみたいなラインで毎日勝負しながら生きてる。かといって俺だって必死でやってるよ。ただ楽しければいいって訳じゃない。本気でやってる、じゃなきゃ音楽専業でもないのにこの歳でここまでやれない。

 

じゃあ何でやってるんだろう?って、やっぱみんなに知ってもらいたいし、自分の音楽を必要とされたいからだよね。ちょっとでもいいから俺の音楽に触れてもらいたいから。願わくば、必要とされたいから。歌うたいなんて承認欲求の塊みたいなものだもの。みんなに存在を肯定して欲しいんだもの。

 

今日のライヴはみんな観に来てくれるだろうか、明日の仕事はうまく進むだろうか、次のライヴは観客の皆さんに受け入れてもらえるだろうか、その次の仕事はちゃんと入ってくるんだろうか、その次のライヴはみんな観てくれるだろうか、不確かな日々だ、当たり前の事なんてひとつも無い。

 

それでも歌い続けていられるのは、不意に来てくれるお客さん、昨夜のように久々に顔を出してくれた方々、仕事や諸事情で来られなくても気持ちを送ってくれるみんな、そして並走するように支えてくれるファンの方、そんなみんなのお陰。そんなみんなに今夜も背中を押されてステージに立ってる。

 

上手くいく事ばかりじゃ無い、上手くいかない事の方が多い。それでも毎回誰かしらが訪れてくれて俺に力をくれる、勇気を分けてくれる。そうやって毎ステージ誰かが支えてくれる。俺は返せているかな?感謝の気持ちを歌と演奏で返せているかな?有り余るほど返したくて心から歌っているよ。

 

そうやって明日も歌う。あなたに届けと、みんなに届けと願いを込めて、心を込めて歌うんだよ。