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謹賀新年2024!!

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皆さん明けましておめでとうございます。

オフィシャルサイトのブログ記事、毎年新年のご挨拶くらいでほとんど書いて来なかったんですけど今年はもう少し書こうかと思います。

2024年は元旦からライブという過去に例のない1年の始まりとなりました。8/18に発熱のため辞退してリベンジとなる初の西荻窪アートリオン、定員を大幅に越えてのソールドアウトという事で元旦からもの凄い盛り上がりで、お陰様で最高のスタートを切れたんじゃないかな。今年を占う意味でも素晴らしい1日となりました。観にきてくださった皆さん、配信でご覧いただき投げ銭を入れてくださった多くの皆さん本当にありがとうございました!!

さて、昨年自身に課した「革」というテーマ。変化していく事、進化していく事をテーマに掲げてきましたがきっとある程度出来たんじゃないかと思います。この歳にして路上ライブを始めたり、ツアーを増やしたり。その上で2023年は101本のライブを行う事が出来ました、この本数は財産です。経験として積み重ねる事が出来たし何しろその1本1本全てに全力で向き合う事が出来ました、これは自分にとって本当に大きな事です。長い事音楽をやってきて自分がやってきた事そして今やっている事に自信を持って音楽をやっているけれど、その自身の裏付けを取る事が出来た、そう思っています。そのお陰でよりハッキリとした意思で伝える事が出来ている実感があります。自分の音楽が、歌が、言葉が、今までよりもリアルに届いている実感があるんです。それが今とても楽しいですね。自分の音楽が聴いている方観ている方に届く手応えがあるのが嬉しい。今年もこれを地道に続けていきたいですね。

2024年はライブの本数を去年よりも少し減らしてその分を製作に向けていくつもりです。聞間拓のアルバム制作もあるし自分の新作も作らなければ。それ以外にもライブサポートや外部の制作もあるんでそれらをしっかりとこなしていきたい。少しずつ動き始めています、それぞれ形が見えたらその都度アナウンスしていきますね。

さあ、今年のテーマは何にしよう?そう思った時に浮かんだのは「輪」でした。小さくてもいい、仲間や周りのみんなとの「輪」を大切にしていきたい。そして集まってくれるみんなとささやかでいいからコミュニティのようなものを作りたい。音楽を中心にして集まるみんなと時間を共有しながら共に過ごしていきたい、そんな風に思っています。もしその中心にRYOJIROCKの音楽があったならそんなに幸せなことはないですからね。そうなれるようこれからも自分自身と自分の音楽を磨き続けていきたいです。

ちょっと堅苦しい話になりましたが2024年も皆さんよろしくお願いしますね!!

 

RYOJIROCK

 

 

 

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4/15、ライヴ自粛中に思う事。

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noteに記事を投稿してから10日経ちました。すでに4/7、東京都を中心に7都道府県に史上初の緊急事態宣言が発出されました。そして日本国内の感染者数は8,000人を越えました。都内の感染者数も現時点で2,319人。毎日200人近い方々が陽性判定されています。今のところ身近な方々に感染者は出ていませんが、もうすぐそこまで忍び寄っています。どうか皆さん念入りな予防をして感染を防いでください。難病の方、基礎疾患のある方、そして喫煙者。新型コロナウイルスに感染した場合、間質性肺炎に移行するリスクが高いです。だから自分が健常者でも身近にそういう人がいたらお互いにみんなでしっかり予防することを忘れないでください。

医療崩壊がすぐ目の前に迫る中、みなさん自粛をしながら耐えている事と思います。未曾有の事態、前代未聞の状況で全てが混乱しています。政府の支援はまだまだ先になるかもしれません。我々演者も初期のうちから我慢を強いられ、歌で食べている仲間たちも食えない状態が続いています。一般の方々だって仕事が出来なければ同じく収入がありませんよね。逆にライフラインで働いている方々は常に感染の恐怖と闘いながら仕事をされています。とても大変な状況だと思っています。

 

誰もいない新宿にて

 

ライブハウスは倒産寸前、ライブバーも廃業寸前、そんな中でみんなが知恵を絞って配信を行ったり投げ銭を集めたり、もちろん賛同してくださるオーディエンスの皆様の温かいご支援によりなんとか回っているところもあります。きっとこれがまだしばらくの間続くだろうと思います。

コロナが収束するのが先か、僕らが立ち行かなくなるのが先か、そんな持久戦になると思いますが、いつか収束します。その時までみんなでどうにか生き延びましょう。自粛によって人と会えない日々が続いていますが、我々は繋がっている事を忘れないようにしましょう。ネットでしか顔を合わせられない、言葉を交わせない日々が続いていても、お互いに相手への思いやりを忘れないようにしましょう。いずれ収束したとしても、以前と同じような世界があるかどうかは解りません。収束しても厳しい日々が待っているかもしれません。それでも、また逢えます。必ずまた逢えます。その時に変わらず思いやりを持って逢う事が出来れば、その先に希望があるんじゃないかと思うのです。

音楽も、会社も、社会も、すべては人と人の繋がりです。僕らは誰かと関わり合いながら音楽を生み出し社会を回し未来を作り出すのです。それを忘れないように。今、心が荒んでいてもそれだけは忘れずに。近い未来に笑顔で逢いましょう。

 

緊急事態宣言発出前日、歌録りの仕事で誰もいない代官山にて

 

 

 

 

桜はまた来年も咲くよ。

 


 

RYOJIROCKのライヴスケジュールは現在4月〜5月10日まで休止となっております。
状況により変わっていく事が考えられますので詳細につきましてはLive infoよりご確認くださいませ。

 

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4/3に思った事。

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お久しぶりです、しばらく投稿が出来ておりませんでした。その間noteに2本ほど記事を書きました。今回の新型コロナウイルス感染拡大についてです。4/3に書いた記事をこちらの方にも転載します。4/14現在と状況が違いますが、それを踏まえて読んでいただければ幸いです。

 

noteに前回の記事を書いたのが3/13、その頃の認識ではまだ感染者は限られていてしっかり予防をしていれば防げると思っていました。欧米に比べて日本はよくやっている方で、少ない感染数に抑え込まれていると。クラスターも追跡出来ているので感染爆発はしないし、ライブハウスでの感染は2件のみでした。その上で必要なのはしっかりと予防、用心しながら出来るだけ通常に過ごす事と考えていました。自粛する事で発生する損害は大きく、ライブハウスも演者も存続出来なくなる危険性があるので、しっかりと対策をしつつ営業を続けていくべきと思っていました。

 

それから約3週間、日本の感染者数は右肩上がり、特に都内での感染者は急激に増加しています。当時はライブハウスを槍玉にあげるような報道のされ方に怒りを覚えていましたが、すでにそういう段階ではないようです。ライブハウスやスポーツジムだけではなく、夜のお店、飲み屋さん、クラブ、キャバクラなどでも感染が確認され、当初出た屋形船由来の病院の院内感染、コンビニの店員、至る所で感染が広がっています。すでに感染経路を追跡出来ない孤発性の感染もどんどん増えています。高齢者だけではなく若い世代の感染者も増え、年代関係なくクラスターになる可能性が高くなりました。この状態が続けば欧米と同じような事態になってしまうのではないかと危惧しています。

 

全世界で90万人、うちアメリカではすでに20万人が感染しました。それに比べて日本はまだ2,178人(4/1時点)です。少ない要因にBCGの摂取説が上がっています。日本株のBCG摂取を行った地域(もちろん日本含め)では感染数と死亡率が低いというデータも出ていますが、まだ因果関係は解っていません。もし効いているならいいのですが、そうでない場合、これから爆発的に感染者が増えていくことになるのではないかと思っています。

 

まさかここまでとは。3/13時点での自分の見通しと考え方は、ここで切り替えなくてはならないと思っています。本日4/3のライブについては熟慮に熟慮を重ねた上、徹底した予防をした上で出演します。お店がアコースティックのライブバーでライブハウスのような閉鎖的な作りではない事、立地が3階で風通しも良く2カ所ある開口を大きく開けて換気が出来る事、高濃度アルコールや次亜塩素酸水のスプレーを用いて除菌を徹底する事、お客様にはマスク必須で入場の際に必ず手を消毒してもらい、椅子の間隔を開けて観覧していただく事、ドアノブやドリンクカウンターなど共有する部位やそこに触れたお客様にはその都度除菌を徹底してもらう事、次亜塩素酸水を20ppmに希釈して加湿器で空間除菌するなど、主催者と共に出来る限りの対策をとって行います。

 

以降、4月のライブは基本的に自粛する方向で調整を始めました。これからの状況次第ですが、5月のライブも中止せざるを得ない事になるかも知れません。非常に残念で悔しい事ですが、出来るだけ感染しないように、感染しても人に移さないよう努める事が大切だと思っています。たとえ自分が感染したとして重症化しなかったとしても、自分から誰かに感染させてしまい、重篤化したら大変な事です。時間は掛かるかも知れないけど、いつか沈静化します。その時にみんなで笑って逢えたらいいなと思います。その為にも今は辛抱の時です。この時期に出来る事はきっとあるはず、それを模索しながらやっていこうと思います。

 

急いで書いたので偏ってたり散文的になったるかも知れませんが(平常運転)今の思いをここに記しました。

 

みんな、頑張って越えましょう。キツイです、みんなキツイはずです。でも起こってしまった事は戻らない。進むしかないんです。進んだ先でまた会えるよう無事でいてくださいね。

 

備考:こちらの記事は新型コロナウイルスに対する個人の見解であり、皆さんに同じ考えを勧めるものではありません。それぞれの状況、それぞれの事情があり、それを尊重しつつ現状と向き合わなくてはと思っています。