4/15、ライヴ自粛中に思う事。


noteに記事を投稿してから10日経ちました。すでに4/7、東京都を中心に7都道府県に史上初の緊急事態宣言が発出されました。そして日本国内の感染者数は8,000人を越えました。都内の感染者数も現時点で2,319人。毎日200人近い方々が陽性判定されています。今のところ身近な方々に感染者は出ていませんが、もうすぐそこまで忍び寄っています。どうか皆さん念入りな予防をして感染を防いでください。難病の方、基礎疾患のある方、そして喫煙者。新型コロナウイルスに感染した場合、間質性肺炎に移行するリスクが高いです。だから自分が健常者でも身近にそういう人がいたらお互いにみんなでしっかり予防することを忘れないでください。

医療崩壊がすぐ目の前に迫る中、みなさん自粛をしながら耐えている事と思います。未曾有の事態、前代未聞の状況で全てが混乱しています。政府の支援はまだまだ先になるかもしれません。我々演者も初期のうちから我慢を強いられ、歌で食べている仲間たちも食えない状態が続いています。一般の方々だって仕事が出来なければ同じく収入がありませんよね。逆にライフラインで働いている方々は常に感染の恐怖と闘いながら仕事をされています。とても大変な状況だと思っています。

 

誰もいない新宿にて

 

ライブハウスは倒産寸前、ライブバーも廃業寸前、そんな中でみんなが知恵を絞って配信を行ったり投げ銭を集めたり、もちろん賛同してくださるオーディエンスの皆様の温かいご支援によりなんとか回っているところもあります。きっとこれがまだしばらくの間続くだろうと思います。

コロナが収束するのが先か、僕らが立ち行かなくなるのが先か、そんな持久戦になると思いますが、いつか収束します。その時までみんなでどうにか生き延びましょう。自粛によって人と会えない日々が続いていますが、我々は繋がっている事を忘れないようにしましょう。ネットでしか顔を合わせられない、言葉を交わせない日々が続いていても、お互いに相手への思いやりを忘れないようにしましょう。いずれ収束したとしても、以前と同じような世界があるかどうかは解りません。収束しても厳しい日々が待っているかもしれません。それでも、また逢えます。必ずまた逢えます。その時に変わらず思いやりを持って逢う事が出来れば、その先に希望があるんじゃないかと思うのです。

音楽も、会社も、社会も、すべては人と人の繋がりです。僕らは誰かと関わり合いながら音楽を生み出し社会を回し未来を作り出すのです。それを忘れないように。今、心が荒んでいてもそれだけは忘れずに。近い未来に笑顔で逢いましょう。

 

緊急事態宣言発出前日、歌録りの仕事で誰もいない代官山にて

 

 

 

 

桜はまた来年も咲くよ。

 


 

RYOJIROCKのライヴスケジュールは現在4月〜5月10日まで休止となっております。
状況により変わっていく事が考えられますので詳細につきましてはLive infoよりご確認くださいませ。